すきまのすきま » 2005 » 7月

 

キリリク3000番:ボディーガード

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年7月22日 00:00

リクエストは最初に「ボディーガード」というキーワードを頂き、更に私が「登場人物の指定はありますか?」と尋ねたところ「松平先生で」とご希望されました。厚かましくも「シチュエーションとかのご希望は?」と更に伺ったところ、「ウエストサイド終了後の乱闘騒ぎで停学処分になりそうな鹿鳴会を松平先生がかばう。」とのことでした(確か、このようなご希望でしたよね?)。
ボディーガードという言葉の意味は「重要人物に付き添って、その身辺を守る人。護衛。」なので、松平先生が会議室で鹿鳴会を庇う行為そのものを「ボディーガード」と称するには少し違和感があったので、あのような話になりました。ご希望に添えたものかは自信がありませんが、受け取って頂ければ幸いです。
壁紙は現在探索中です。しばしお待ちを。

お気づきの方はいらっしゃらないかもしれませんが、今回の小話では敢えて鹿鳴会同士の会話を排除しました。
会議以外の会話を排除することで、会議の臨調感が伝われば良いなあなんて考えたのですが、だから何だ?と言われればそれまでなんですけどね。

今後のキリリクについてですが、リクエストされる際に登場人物やシチュエーションの希望がありましたら、細かくても何でも遠慮無く仰って頂けると大変助かります。
折角のリクエストなのに、リクエストされた方が期待されている内容と掛け離れた作品になってしまったら、残念ですので。もちろん、細かい希望がなければ、キーワードだけでも全然構いません。
ご期待の内容にピッタリ添えるかは難しいですが、気に入っていただけるよう、書かせて頂きます。

 

web拍手プチ返信

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年7月12日 00:00

返信不要でしたが、一言だけ。
貴方の解釈は大当たりです。それを狙って書きました。
つい先日、友人の家で久しぶりに『ガラスの仮面』を読み返したので、つい「おそろしい子!!」という言葉が出ました。

 

キリリク2000番:夏休みの計画

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年7月11日 00:00

いつの夏休みの計画にするかで、かなり悩みました。中学3年の夏休み中だと非常に切ない話になりそうですし、高校の夏休みだと妙に浮いた話になりそうで。
悩んだ挙げ句に、少々強引ですが、春海君の来年の夏休みの計画、という話にさせていただきました(あと、いるかちゃんの無計画さも少々引っ掛けました)。
お手元に単行本か文庫本を持ってらっしゃるかたは、御覧になったことがあると思いますが、どこかの海辺みたいなところで、春海がいるかちゃんのおでこにキスしているイラストがあります。これに繋がる複線みたいなつもりで書きました。
春海の気の長ーい、夏休みの計画ということで、いかがでしょう?ヤツは一年前から着々と綿密に計画を立てていたわけですよ。山本春海、おそろしい子!!

壁紙はお題に取りかかる前に、偶然見つけて保存しておいたものです。なので、今回は壁紙選びには困りませんでした。

 

「いるヨロ」創作好きの10のお題 その1 第1話 出逢い

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年7月7日 00:00

とうとう、書き始めちゃいました。博美話。博美への思い入れが強すぎて、書き加減がわかりません。
人が読もうが読むまいが、博美の話はどうしても書きたかったです。

春海、超失礼なやつです。もしもこの場にいたのが博美でなくいるかちゃんだったら、いるかちゃんは失礼な春海を意識するでしょう。それはまだ恋とは呼べなくて「あいつイヤなやつ!」程度であったとしても。
でも博美が意識したのは春海ではなく、フォローに入った進。この辺りが各人の性格というか恋の相手の選択の違いかな、と自分勝手に思いながら書きました。

博美のお題を書き始める少し前に、プリンセスプリンセスのベストアルバムを1枚買いました。プリンセスプリンセスはドラムのリズムがモッサリ聞こえるので、長らく敬遠してましたが、何となく自分が書こうとする博美と合っている気がしました。
当時は大して気にもとめていなかった「パレードしようよ」がメチャクチャにツボにはまり、エンドレスで聴きまくってます。

 

「いるヨロ」創作好きの10のお題 その1 第3話 一言

  • 投稿者 : かかし
  • 00:00

読んでくださっている方からは反感を買いそうな予感がしますが、
「あたしがでないと、あの子たち負けちゃう。」
いるかちゃんのこのセリフ、かなり違和感があったんです。確かにそうなんだろうけど、でも、なんか、ねえ……。
ちょっと酷い言い方になりますが、そこに至るまでの背景や状況を全く考慮しないでセリフだけを聞くと、ずいぶん思い上がった言葉だと思ったんです。
ソフトボールは野球と同じくチームプレーなのに「あたしがでないと負ける」って……うーん。まあ、ソフト部も相当ヘボでしたから、仕方ないんでしょうけど。
おそらく、それまで投手だったであろう博美(背番号1でした)にとっても、随分酷なセリフだと思いました。ケガをして球速も落ちた人間よりも、自分は劣るのだと宣告されたわけですし(ずい分ひねた見方で申し訳ないです)。
このセリフをどう消化するかが、この話の肝でした。
銀子姉さんとの部室での会話も「頑張ってるのは、いるかちゃんだけじゃない。」と言いたかったのです。でも一番頑張っていたのはいるかちゃんな訳で……。博美は試合でも影が薄かったですし。
脇役を中心にもってくると、こういうところが難しいな、と思いました。

以前に編集後記で「春海が野球部なのは不自然。」と書いたことがありますが、半分ほど撤回します。春海はいるかちゃんに投球を教えるため、そしてソフト部のグラウンドを占領するために野球部にいたんですね。うんうん、納得。

 

「いるヨロ」創作好きの10のお題 その1 第5話 肉まん

  • 投稿者 : かかし
  • 00:00

大川博美を中心に書くと、どうやっても春海は悪役になってしまう、と実感したのがこの話。悪役というか、よく判らない人の印象です。
最初の頃はソフト部の天敵、それが和解するも今度は親友いるかちゃんを悩ますバカ男で、進のライバル。そりゃあ、春海は悪役だわ。
春海と博美の交流も全くなく、いるかちゃんがいなければ、口もきかなそうな気すらします。気の合わない者同士といったら言い過ぎでしょうか。
春海といるかちゃんがきちんとくっつけば、進も決定的にフラれるわけで、博美としては悪い状況ではないはずなのに、なぜか進を応援してしまってる、でもいるかちゃんの想いも知ってる、そんな訳わからん雰囲気を醸し出せたら良いな、と思ってます。

博美の電柱蹴りは…そんな乱暴な子ではないですよね。でも、あの3バカトリオ(進、一馬、兵衛)にも天誅を下したくて(部外者のまのかを会議室に入れるわ、くじ引き手伝わせて不正させるわ、ホントにバカ!)、書きました。
まのか編は、いるかちゃんに味方が全然いない雰囲気がとても嫌だったんです。山本家もまのかに乗っ取られ、鹿鳴会本部さえも安らぎの場所ではない、なんて酷すぎる!孤立無援じゃん!
ですから、「お前らが味方にならなくて、どーすんじゃ!?」と、博美に怒ってもらいました。どちらかと言えば博美よりは湊の方ががやりそうですけどね。

ようやく本題の肉まんですが、いるかちゃんが肉まんを食べたがっていて、タイミングよく春海が差し入れするのは、二人の心が通じ合っている描写だと思います。が、博美ネタでかなり反春海派になってしまった私は、一つチャチャを入れたくなりました。
それが、「いるかちゃんが肉まんを食べたがっていることを、進も知ってた。」です。でも進は差し入れしなかった、その理由は春海に対する遠慮ゆえか、3バカトリオの1人だからか、恋を自覚していないか、微妙なところです。春海が肉まんを買い占めたというのもあるかも。

 

「いるヨロ」創作好きの10のお題 その1 第4話 線

  • 投稿者 : かかし
  • 00:00

好きな人の学ランを着るのって憧れだなあ!と思って書きました。
私の学生時代には絶対にありえねー!!って話です。高校時代には、男子生徒が体育祭の出し物で女装するために、女生徒の制服を借りることはありましたけどね。細い女生徒の制服がするりと入る男子生徒に嫉妬したもんですわ。閑話休題。
あれだけの数の学ラン、どっから調達してきたのかな?って疑問もありました。

ようやく博美も自分の気持ちに気づきます。でも、今後も直接的な描写はしないつもりです。
ちょっとした仕草や行動や言葉で表現したいなあ、と思いますが、うまくいきますかどうか。

 

「いるヨロ」創作好きの10のお題 その1 第6話 勝負

  • 投稿者 : かかし
  • 00:00

一難(まのか騒動)去って、また一難(里見編入騒動)。春海は一体何を考えてらっしゃるんでしょうね。彼の頭の中は計り知れないものがあります。
元々私の小話は登場人物の心情を直接的に描写することが少なくて人物の内面が判りにくいと思いますが、博美のお題では博美の目を通して春海を動かしているので、更に訳が判らない人になってます。
一番書きたかったことは一目瞭然、鹿鳴会本部前での進と博美の会話です。いいですねえ、ああいうやり取りって。しつこいですが、私の学生時代にはそんなもん全くありませんでしたわ。男の子と言い争うなんて、マジ喧嘩か、私が一方的に激怒しているかのどっちかでしたもん。

 

「いるヨロ」創作好きの10のお題 その1 第7話 仲

  • 投稿者 : かかし
  • 00:00

書く前の構想段階では、本話でウエストサイド編には触れないつもりでした。
しかし、前話「勝負」で「春海の大暴走ぶりが楽しみです。」との感想を頂いたので、予定変更して冒頭に歓送会の描写を入れました。
書き終わってみれば、入れてよかったと思います。感想のお言葉のおかげです。

反対に書くつもりだったのに書かなかったのが、いるヨロ本編の”無責任な噂話をする女生徒に湊が「いい加減なことを言うのやめなよ。」と怒る場面”です。このとき博美は無言でしたので、どうにか上手く心理描写ができるかな、と考えましたが止めました。止めた理由はどうも冗長な内容になってしまうと思ったからです。その代わりに湊と博美の会話を入れました。

いるかちゃんと春海の別れの表現も一度は書いたのですが、バッサリ切りました。博美の目からは見えない部分だと思いましたので。

 

「いるヨロ」創作好きの10のお題 その1 第8話 ダイタン

  • 投稿者 : かかし
  • 00:00

書く前の構想段階とは全く違う話になりました。構想では”ダイタン=夏の駅伝でのいるかちゃんの告白”と考えていました。
そうは言っても、卒業を吹っ飛ばして高校夏だとイキナリすぎると考え、冒頭で少しだけ卒業に触れるつもりでした。しかし書いてみると卒業だけで一本分になってしまいました。
予定とは違う内容になりましたが、労せず同じ高校に進学できた博美と進との比較にもなって面白いかな、とも思っています。
博美と春海のどこか相容れない関係もようやく終息できました。博美が主人公で話を書くと、どうしても春海が浮いてしまいましたが、このシリーズはそれが却って良かったんじゃないかと思ってます。

それから、気づかれている方もいらっしゃると思いますが、博美の「いるかちゃんにヨロシクね。」は、いるヨロに引っ掛けました(わざわざ言うほどでもないか)。

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