すきまのすきま » 2005 » 5月

 

【更新報告】嵐の前の乾風

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月29日 23:13

ネタを思いついた時期は随分前だったのですが、なかなか小話としてまとめられませんでした。

銀子姉さんが鹿鳴会を除名になった事は第一回で述べられただけだったと思いますが、素行不良で同級生を除名するなんて、ちょっと想像できないことです。
鹿鳴会と職員のどちらが除名を決定したのかは判りませんが(小話では、さも春海の独断で決めたような描写でしたが)、鹿鳴会が除名を認めたのは確かなことで、何だかひどく冷たい印象を持ちました。

サッカー部解散の時とも違い、「銀子を立ち直らせるため」という真の目的があったとも思えない。はみ出しもの、足を引っ張る者を排除するような傾向があったのかもしれませんね。何しろ実績無いクラブを何のためらいもなく潰そうとする組織ですから。
倉鹿編初期の頃は春海ばかりが「冷血漢」といるかちゃんに罵られることが多かったですが、春海の合理的すぎる手腕を黙認している進、一馬、兵衛もどうなのよ?という思いもありました。
彼らは修学院の為を思えばこそ、冷徹とも言える行動を取っていたと思うのですが、何だかねえ……。

一馬と春海の微妙な会話のすれ違いをチラッと書きましたが、こういうことって普通にありそうな気がしています。私はこの頃の春海的な傾向があるので、自分に対する戒めとしても書いたのでした。
ホント、自分がテンパッている時ほど、周りの気持ちを無視しちゃったりするんですよね。結果ばかりに目がいってしまって。

この頃の銀子姉さんも決して褒められたもんではなく、除名もやむなしくらいに大暴れしていたのでしょう。自分と対等で仲の良かった伊勢杏子が転校し、自分の周りにいるのは子分ばかりでは、お山の大将になってしまうのも仕方がないのかな、と思いました。
それだけに、ソフト部編で「あんたの球、あたしが受けてやるよ。」と颯爽と現れた姉さんは、涙がチョチョ切れるくらいに格好よかったですね!

最近、『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ氏著作)という野球漫画がお気に入りなのですが、この漫画を読むと「キャッチャーってすげえカッコイー!!」って惚れます。投手を生かすも殺すもキャッチャー次第なのだと。
ボールが取れなきゃ話になんないし、打者を攻略するために球種やコースの組立も行い、ものすごく頭を使うポジションでもあります。強い打球が一番飛んでくるポジションなので危険も伴いますし。折れたバットがピッチャーめがけて飛んでいくなんて、いるヨロくらいだろう……。

私の妄想設定では、銀子姉さんは賢い、です。理数系が得意そう。

 

【更新報告】「いるヨロ」創作好きの10のお題 その2 10.ストップウォッチ

  • 投稿者 : かかし
  • 23:11

平賀隆志十番勝負の最後の勝負、これにて完結です。
最初のお題を書いたのが4月30日なので、かれこれ一ヶ月近く掛かりました。
一つ一つのお題が完全に繋がっているわけではないので、連載とも言えないですが、「完結させたぞー!」という充実感だけは、あったりします。
姉ちゃんが4人も出てきたり、幼い頃に身体が弱かったり、鹿鳴会に良いように利用されてたり、妙な特技をもってたりと、好き勝手な設定をしました。

今後も平賀会長を書く気は充分にありますので、この一連のお題を下地に話を広げていくことになると思います(平賀コーナーを隔離するべき?)。
掲示板などで「平賀ネタ、楽しみです。」と言われることも何度かあり、大変励みになりました。途中で挫折せずに最後まで走り切れたのも、読んでくれる人がいる実感があったからこそだと思います。

特に今回のストップウォッチは書き始める1時間くらい前まで全くネタが沸かず、掲示板で「28,29日にアップする。」と宣言した手前、どうしたもんかなーと頭を抱えていました。

自己評価としては、10作品の中では完成度の低い方に入りますが。最後なので鹿鳴会を出したい!と思い、好き放題に書かせて頂きました。いつも好き放題なんですけど。
今まで読んでくださって、本当にありがとうございました。とっても楽しく書けました。
蛇足の蛇足で、平賀会長と東条巧巳って同じ年ですよね?ちょっと意外というか不思議な気分でした。

最後になりましたが、素敵なお題を作ってくださったカレーのルー様に心より御礼申し上げます。
ルー様のお題がなかったら、写真を千切る平賀隆志も、ノートがなくなって挙動不審になった平賀隆志も、藤堂克子とのささやかなラブシーンも、鹿鳴会とのやり取りも、なかったはずですから。

 

【更新報告】「いるヨロ」創作好きの10のお題 その2 9.友達

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月21日 23:10

平賀隆志十番勝負の第九勝負です。
両親が不在がちないるかちゃん、母が亡く父も不在の春海、の主人公たちとは真逆な家庭環境を妄想してみました。

いやー、書くのが苦しかったです。小話にしろ、お題にしろ、いつも自分の頭にフッと浮かんだものを、整理しながら勢いで書くことが多いのですが(だから短編しか書けない)、今回はなかなか浮かばなかったです。
妄想炸裂しまくってますし。1から8話まででコツコツ積み上げてきた(つもりの)妄想設定を集結させました。

って、まだ9じゃん!あと1話残ってますって。どうするべー。

 

【更新報告】鈍感な恋心

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月18日 23:09

前回の小話「鹿鳴会本部」で力尽きて、しばらく放心状態だったのですが、今日になって無性にいるかちゃんと春海の話を書きたくなりました。
炭酸ジュースを飲まない云々は、私の高校の野球部は炭酸飲料を飲まない規則だったので、春海も飲まないかも、と仮定しました。

 

【更新報告】鹿鳴会本部

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月16日 23:09

短い話のわりには、私の思い入れが大きすぎて、ここで何を書けば良いのか困りました。なので、一つだけ書きます。
それは、鹿鳴会の二人会長のこと。如月会長と山本会長、何で会長が二人いるの?『りぼん』で『いるヨロ』を読んで最初に疑問に思ったことでした。
でも、『いるヨロ』を深く読んでいくうちに、二人会長ってなんて素敵なんだろう、と思いました。ヒーローとヒロインが完全に対等な関係に非常に憧れました。第一回でヒーローとヒロインが戦って決着が着かなかったなんて、『いるヨロ』くらいでしょうねえ。

 

【更新報告】「いるヨロ」創作好きの10のお題 その2 8.犬

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月13日 23:08

平賀隆志十番勝負の第八勝負です。
よくある犬ネタです。毎度毎度のベタな展開、ホントにすみません。
春海はショックでしょうね。いるかちゃんが、よりによって敵方の平賀を頼っちゃっているんですから。でもいるかちゃんにしてみたら、まのかがいる間は、春海を頼れないと遠慮してたと思うんですよね。
春海といるかちゃんのケンカをいさめる平賀会長ってのも書いてみたかったわけです。これでまた、平賀会長の格好良い度が上昇!でしょうか。相対的に春海がお子様化していますが。
どうでも良いですけど、藤堂克子がどんどん姉御化しています。

 

【更新報告】「いるヨロ」創作好きの10のお題 その2 7.意外

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月12日 23:07

平賀隆志十番勝負の第七勝負です。
本サイトの小話で鹿鳴会と平賀会長の絡みがいくつかあるので、今更「意外」でもないのかもしれませんが、如月いるか単独&平賀会長は無いパターンだったかな、と思って「意外」とさせていただきました。それから、春海のヤキモチゆえのブチキレは、なおさら今更……ですよねえ。「意外」じゃないって!
それから春海を煽るまのかを見てみたかったので、煽らせてみました。元来、小悪魔の要素がある子ですから、こういうこともしそうでしょう。

 

【更新報告】「いるヨロ」創作好きの10のお題 その2 6.眼鏡

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月11日 23:06

平賀隆志十番勝負の第六勝負です。
第五勝負では「藤堂克子をどう絡ませれば良いのかわからない。」なんて、書いておきながら、ベラベラ喋ってます、藤堂克子。一度書いてしまえば、何とかなるものです。
双子が同時に喋ってハモる、のネタは宮部みゆき先生の『ステップファザーステップ』から拝借しています。こちらは少年の双子ですが、本当に本当に最高のお話でオススメです。音声のイメージは、やはり「まなかな」でしょうね。「まなかな」も大好き!

水練大会の握り飯に関しては、この場をお借りして水無瀬さんに深く深く感謝いたします。「平賀が克子の分の握り飯を食べた。」と水無瀬さんが御指摘されなかったら、今回の話は無かったはずです。

 

【更新報告】「いるヨロ」創作好きの10のお題 その2 5.本気

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月10日 23:05

平賀隆志十番勝負の第五勝負です。
藤堂克子のキャラクターは平賀会長以上に判らなくて、どうやって二人を絡ませれば良いのか悩んでましたが、今回はシチュエーションに助けて貰いました。藤堂克子は気が強い、今までソフト部は負け知らずだった、でも負けてしまった、しかも自分が格下だと思っていた相手に、そしたらどうするだろう?と考えて、書きました。
みんなの前では気丈に振る舞っても、心を許した相手の前では号泣してしまう、ベタな展開ですが、個人的にはグッときてしまいます。
話は反れますが、女子サッカー編では有馬が部員の肩を叩きながらグランドを後にするコマがあります。私の好きな場面の一つです。

平賀隆志十番勝負も五番勝負まで終了、折返し地点まで来ました。予想よりもネタは出てくるものだなあと、自分でも驚いています。

 

【更新報告】「いるヨロ」創作好きの10のお題 その2 4.夢

  • 投稿者 : かかし
  • 2005年5月9日 23:04

平賀隆志十番勝負の第四勝負です。
時期は春海転校騒動の頃です。この話に限らず言えることなのですが、私は平賀会長を傍観者の位置づけにしています。お題「写真」もそうでしたが、何かを拾ったり、話を聞いたりは出来ても、何かをすることは出来ません。修学院と但馬館の壁もあるし、年も違う、友だちとも違う関係、気になったり心配したりしても、どうすることもできない。そんな平賀会長に対してだから、山本春海はふと油断した部分を見せてしまったのかな、と。

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