拍手お礼:東大生にもわかるまい

わざわざお越し下さった上に拍手もいただきまして、ありがとうございます!!
ささやかながら感謝の印です。

「なあなあ、沢田の彼女って、どこの学校?どうやって知り合ったんだよ」

「高校ん時の先生」

「え!?ってことは女教師か!?マジかよ!」
ざわつく男子学生たち。
「女教師か〜夢だよなー」
「放課後の補習なんかでよ、二人っきりだったりして、
 『こんな問題も解けない子は…!』なんて、ぐふふ」
「いやいや、体育館裏に呼び出して、スカート捲り上げたりして、無理矢理……」

「ちょっと何言ってんのよ、バカじゃないの!?」
「そーよそーよ!AVの見過ぎ」
沢田慎の背後からゾロゾロ女子学生たちが現れた。
「先生って、年離れてるんじゃないの?」

「6歳」

顔を見合わせる女子学生たち。
「ほらね、絶対騙されてるのよ」
「沢田くん純情そうだもん」
「男子校でしょ?誘惑されたんだわ、きっと」
「女の色気で惑わされちゃったのよ」

「……俺帰るわ」

その足取りで向かった先は
「おう、沢田、今日はゼミの打ち上げじゃなかったのか?」
「ぷっ」
「『ぷっ』?」
「ぷっぷっぷっ、あっはっはっは」
しゃがみ込んで笑い出した。
「おいおい、人に会うなり大爆笑すんなよ」
山口久美子は右手を離し、喫煙の現行犯で捕まっていた生徒が解放された。
捨て台詞を吐いて逃げていく生徒、その背中に「てめー、次やったらフクロだからなっ!!」

「お前もいつまで笑ってるんだよ。親しき仲にも礼儀ありっつーだろが。感じ悪いぞ」
「愛してるよ、センセ」

「バッばっかやろー!!からかうんじゃないっ!!」

2011年4月16日作成